2012/03/16

本「岳物語」 椎名誠




なんとなく、小さい頃の思い出として、
「この小説のタイトルをもとに自分の名前がつけられた」
という話があったような気がしていた。

小学校4年まで住んでいた家で、
この本が置いてある場所だけは、
まだしっかりと覚えている。

当時もきっと読もうとしたのだけど、
小学生の少年には興味を持てなかったのだろう。


ふと、本屋で見つけて、
約20年間疑問に思っていた事を解決する機会だと思い、購入。


父の目を通しての少年の成長を描きつつ、
友達だった子どもが成長していく寂しさが描かれている。

僕が、この本を知った頃には、まだそんなに大きくはなかっただろうけど。

ちょうど、釣りにも昔はよく行ったなぁ、としみじみ。
何かにハマってしまうというのも似ている。

まあ、しかし、
最大の疑問であった自分の名前との相関であるが、
刊行は僕が生まれて2年後。

週刊誌での連載でも読んでいて、それをヒントにしたのだろうか。
連載開始の時期は、インターネットには落ちていなくて、真相は謎である。

聞き間違え、もしくは覚え間違えで、
「この小説は同じ名前がついている」というくらいのエピソードだったかもしれない。

今度聞くか。
自分の名前の由来。
今さら過ぎるけど。


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