2008/11/30

12月目前

不況、というか世界恐慌(?)は着実にいろいろなところに

影響を及ぼしています。

いやー、しかしほんとにこんな急激に変わるもんだねぇ。

けっこうすごい。



というような状況で、

のらりくらりと仕事をしているわけですが、

11月は、サークルとゼミとで合わせて3つもOB会があり、

さらに結婚式も2回あり、

なんだか疲れた1ヶ月でした。



そんな中、9月より目標に据えていた

初マラソン(27km)が明日になりました。

河口湖です。

img20081129_2.png


会社のサッカー部15人くらいで今日から前泊して、

明日の7時30分スタート。



富士山がすごくキレイに見えたり、

景色がすごくキレイとのことなので、

楽しみなのですが、

スタート時点での気温が0度なのと、

お酒大好きなサッカー部の方々と前泊するのが、

非常に不安です。



どうせなら、ちゃんと走りたいな、というのが素直な感想。







img20081129_1.png
10月はほとんどサボっていたので、

今月は最後の調整で頑張ろうと思っていたのに、

まだこんなもん。

もう少し頑張らないと痩せないなぁ、と

自分のお腹を見て話しかける。

けっこう厳しいお腹をしています。





と、遠足の日ばりに、

無駄に朝早く起きてしまったので、

書いてみました。よい週末を。


2008/11/29

映画「キサラギ」

http://www.kisaragi-movie.com/



監督:佐藤祐市

出演:小栗旬、ユースケサンタマリア、小出恵介、塚地武雄、香川照之



自殺したアイドルを悼んで、

��人の男がある部屋に集まり1周忌を行うのだが、

そこではいろいろなことが・・・

的な話。



脚本、演出、演技で見せる映画。

同じセット(部屋)の中で、ずっと物語は進行していく。

小説的な感じ。

洋画どかーん、的な映画が好きな人にはよくないかもしれない。



塚地がいつの間にかちゃんと俳優をやっているのに、

少し驚き。

そういえば、いろいろ出ているよなぁ。

いそうでいない、あのおいしいキャラ。



やはりデブキャラはいつの時代も必要か。

確かにどのコミュニティに行っても、だいたいデブキャラはいる。

気まずいのは、デブキャラ同士が被った時。

意外とデブの共存はあり得る。



いつの間にか、デブ論。


映画「初雪の恋」

http://www.hatsu-yuki.com/top.html



監督:ハン・サンヒ

出演:イ・ジュンギ、宮崎あおい



京都を舞台に。

たまたまテレビでやっていたので、ぼけーっと見ていたのだけど、

京都の美しさについつい見入ってしまった。

そんなわけで見ながら途中で寝てしまったのだけど、

DVDをレンタルしてきて、再度鑑賞。



HPに、「透明感のある二人が」という説明をされているけど、

透明感なのかどうかはともかく、

京都弁を話す宮崎あおいの演技には、どこか惹き込まれるところがあって、

現在篤姫が非常に人気なのも、納得ができた。

しかし、年齢不詳な女優だよなぁと。



作品のテイストは、

韓国人の監督ということで幾分かは韓国寄りだけど、

それでも物語の大半は京都が舞台なので、

そこでバランスを取った日韓合作なのでは。



ストーリーとしては、

ありがちな恋愛映画ですが、

まあそれだけではない要素のある映画でした。


2008/11/19

映画「トウキョウソナタ」

http://tokyosonata.com/index.html



監督:黒沢清

出演:香川照之、小泉今日子など



2008年カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞



しかし、

見る前から思っていたことだけど、

「ある視点」部門、って何?



訳した人もいろいろときつかったのだろうけど、

「ある視点」部門、と言われても

イマイチどころか、全くピンとこない。



まあでも、そういうことで

世の中にこの言葉が流通しているから、

きっと賞としても、"そういう"賞なのだろうけども。





結局のところ、

映画を見終わった後にも、

「ある視点」というのが、

どういう視点なのか、というのが

僕には見えづらかった。

見れば分かるだろうという

淡い期待を抱いて作品に臨んでみたのに、

そういうわけでもなかった。



カンヌの人々の目はそんなに甘いものではなく、

もっと肥えているということなのだろう。





ざっくりとは分かるけど、

しかしそれを言葉に翻訳して

感想にすることができない。



今の僕にはそんな映画。

しかし、見たことに後悔している、というわけではありません。


映画「歩いても歩いても」

http://www.aruitemo.com/index.html



監督、原作、脚本、演出:是枝裕和

出演:阿部寛、樹木希林など





福岡にいて、少しやることがなかった3週間前に映画館で。

ソラリアという商業施設の中にある映画館。

平日(月曜日)の昼に再演でやっている映画を見にきている人は、

もちろんまばら。



でも僕はもっと少ないのかと思っていた。



意外と見に来ている人がいる。

映画館に入ってそう思った。



そして、映画が始まって感じたのは、

樹木希林ファンの多さ。



やはり、

月曜日の昼から映画を見に行ける

��しかも話題作でもないちょっと前の作品を)、

人は樹木希林が好きなのだろう。





そんな状況ではなく、

できれば夏の夜に、

静かな状況で、

見てほしい。



そんな、

夏の一日を描いた作品。