2005/11/24

ついにやってきたこの日、4年の歳月

11月23日、勤労感謝の日。

待ちに待った、とでもいうべきか。



とりあえず駒沢までラクロス部の応援に行く。

ゼミ生が2人も試合に出るらしいので。



相手はラクロスでは有名な慶応。

関東学生リーグ決勝らしい。



実は、アビスパの試合と時間帯がかぶっていたので、見に行くかどうかを迷った。

でも、そう思ったのを忘れてしまうほど、いい試合だった。



まずは、東大が3点を連続で取る。

でも、さすが慶応というべきか、一気に追いつかれる。



そこからは、一進一退の攻防、取っては追いつかれ、取られては追いつく。



第4クォーター残り2分のところで、我らがゼミのたくろーが個人突破から、見事に得点!!

これは勝った&たくろーがヒーローだなぁと思っていると、その直後にすぐに同点にされる・・・



せっかく勝ったと思ったのにと意気消沈・・・



試合は同点で終わり、サドンデスの延長戦へ。



延長始まり、サドンデスなので、まさに一瞬も目を離せない展開が続く。



すると、一人をかわした東大の選手が、少し遠目からのシュート(って言うのかな?)。

速すぎてボールの行方を見失ったが、相手のキーパーは倒れている。周りの選手も倒れている。

東大の選手が駆け寄る。ベンチから人が飛び出している。



勝ったんだ!!!



すごい、まさにスタンド総立ち(東大応援席のみ)。



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本当にいい試合だった。



2得点のたくろーはもちろん、スーパーセーブを繰り返していたみったもすごかった。

まさに鳥肌ものの試合。



その後、帰宅。

ビールとつまみを用意して、録画していたビデオを見返しながら、アビスパの試合を観戦。

もちろん結果は知らない。



結果は0-0の引き分け。

20,841人(収容22,563人)も入ったホームの超満員の観客の前ですっきりと勝って決めて欲しかったが、まあ結果オーライ。

ついに・・・











J1昇格決定!!



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いやぁ、長かった。

5年ぶり、というらしい。



J2でも苦戦してるじゃんとか、J1じゃ通用しないっしょとかいう現実的な意見は今日は耳に入ってきません。

とにかくおめでたいことを祝うだけです。

その点博多っ子は祭り好きですからね。

今日の中洲・天神あたりはすごいかも。





久々のJ1が楽しみになってきた。





スーパーサッカーでもやべっちFCでも試合結果が映像つきで放送されるだろうし、

代表クラス相手に戦う試合を見れるわけだし、

J1は関東圏のチームが多いので、チャンスがあれば見に行けそうだし、


「勝てそうにない」ということを除けば、いいこと尽くしだ。。。。

あ、あと関東圏のJ1のうちの1つは減りそうなこと(柏かヴェルディは落ちそう)も残念なことか。

どちらかといえば、柏に残ってもらって、是非リベンジしたいところだけどね。





そういうわけで、非常に嬉しい。



今日はいい日だ。



旨い酒が呑めそうと言っても、誰と呑めばいいのかと思っていたら、こむたーんが今から来るらしい。

さすがだ。

今日は全く文句なく受け入れよう。



以下はフィクションですが、こんなやり取りがあってもおかしくないくらいです。



こ「今から行っていいきゃ?」



俺「もちろんWELCOM!!!!



こ「WELCOM,too!!!!







あほすぎる。。。


2005/11/23

4年間の思い

土曜日



遠く足利までサッカーを見に行く。

アビスパ福岡対ザスパ草津。

J2リーグ41節。



寒空の下、トラックに囲まれ、観客席も芝生のスタジアムだが、多くの福岡人が応援に駆けつけている。

周りの人の喋る言葉からは、東京に慣れた言葉遣いではなく、ついさっきまで福岡にいた雰囲気を感じられる。

朝早くの飛行機で遠く足利まで駆けつけたはずだ。



いつもは遠慮がちにバックスタンドアウェイ寄りに座るが、今回は思いっきり、アウェイゴール裏に陣取る。

福岡サポーターの歌しか聞こえてこない。



♪博多の男なら、気持ちを見せろー、恐れることはない、さあ行こうぜ



♪さあ声を出し、飛び跳ねろ、熱い歌で。来れないやつらのためにも、福岡を勝たせようぜ



♪ふっくおかっ、ふっくおかっ、ふっくおかっ、ふっくおかっ





一瞬、博多の森にいるかのような錯覚をおこしてしまうほど。

もしかしたら今日で昇格が決まるかもしれない。

選手もサポーターも気合が入っている。



試合は2-0の快勝。



3位仙台、4位甲府は引き分け。



3位仙台との差が残り3試合で勝ち点9になる。

つまり、残り3試合、福岡全敗、仙台全勝でさらに得失点差で上回れない限り、2位以内決定。

もう昇格は間違いない。



そして、明日11月23日徳島戦。

ホーム博多の森にて、13時キックオフ。



もうこれは、間違いない。

絶対にホームで決まる。



明日は福岡にとって歴史的な一日となるはずだ。



この試合を生で観戦するために、わざわざ福岡まで帰省することを、けっこう本気で考えた。

でも、金銭的なこととか、いろいろ考えてやめた。

そのためにスカパーの契約もしているわけだし。



そういうわけで、明日は歴史的な一日。



降格したのは、2001年。



つまり丸4年間J2で暮らしてきたわけだ。

俺の大学生活とまったく時期を同じくしている。



ただの偶然だが、4年間は確かに長い。



いろいろとあった。



チームは大幅に変わった。

クラブも変わった。



そろそろ、J1に戻ってもいい時期だ。



誰もがそれを確信している。



明日はラクロス部の応援に行く予定なので、テレビでもリアルタイムで応援できないが、明日は間違いなく旨い酒が呑める。



泣きそう。



すごくどきどきしてきた。



もしよかったら、みなさんも少しでも気にしててください。

でも昇格オメっていうメールは夜までやめてくださいね。

録画したのを見ないといけないので。



頑張れ、福岡。


2005/11/15

毎年恒例霜月繁忙期

さて、毎年言っていますが、僕の大学生活においてはいつも11月がとても忙しいです。



今年も例に漏れずなんですが、今年の忙しさはちょっと質が違う感じです。



去年までは、1,2年→AFFと駒祭とかバイトとか。3年→AFFとゼミOB会とか。

なんかそういうので、とてつもなく忙しかったわけですよ、去年までは。



でも、今年は、AFF→すっかり手続きすら忘れてたので、忙しくない。その他→ゼミOB会もないし、バイトもぼちぼちだし、それほど。



じゃあ何をもって繁忙だと言っているのかを冷静に考えてみたら、ただ自分で飲み会を入れているだけなんですよね。

つまり、去年までは「やらないといけないこと」が溜まっていて、やべーよーって思ってたけど、今年は「やりたいこと」を自分でどんどん予定に書き込んでいくものだから、ほとんど埋まってしまうのです。



しかしそれにしても見事に放課後(?)の予定が埋まってしまうものだ。



例を挙げて、先週からの肝臓の痛めつけ具合を聞いてください。



先週 

月曜 サークル。サバの文化干し定食を食べて帰るが、家に帰って、缶ビールで一寸一杯。

火曜 ゼミ後呑み。呑んだ挙句、何人かうちに来るし、白山ラーメンまで食べてしまう。

水曜 一休の日。今日は招集されずに済んだと思った7時前にこむたーんから恐怖のメール。

    断れず。家でサンマを食べてから出陣。

木曜 ゼミ呑み。先週ので野球部引退オツ呑みは終了したと思ってたのに、今週のが本番だったらしい。

    焼酎チムニのチムニ割りという新しい飲み方を提案。

金曜 さすがに休肝日。昼御殿下→ドトルの集いに新たにキムらが参加。

土曜 スパーズOB会。呑まないわけがない。テキーラすら入っていた。

日曜 上野にて会食。アジキチなので、酒は入る。

月曜 ライバルD社との合同呑み。想像よりもかなりまったりしてたが、呑むことには呑む。

ここからは予定。

火曜 先週と同じくゼミ後呑み。

水曜 東京の西からやつらが攻めてきて、藤蕎麦衣装授与式。

木曜 鍋。久しぶりにクラスで集まるらしい。

金曜 間違って駒場に行くと、そのままワタミ(東急ハンズ前店)に行く可能性97%。

土曜 ゼミOB会。昼には足利までザスパ対アビスパの試合を見に行く。もしかして昇格決定か?

日曜 朝からFC経済の試合。こっちのチームでは監督ではなくコーチとしてのサポート力が試される。



というわけで、なんか途中からめんどいから先の予定まで書いてしまった。

こ○たんじゃあるまいし。



そんなわけで、質の違う忙しさです。

ま、夜だけなのでそれほど忙しくもないのですが、体だけには気をつけていきたいです。

みなさんも冬の体調管理には気をつけましょう。


2005/11/09

行動力と動きの早さ

題名はおかしい気がする。

同じかな、違うかな。

同じように、違う。

うーむ。



しかしだ、今朝はショックなことがあった。



朝、日課として色々とBlogを読んでいたら、こんなタイトルを見つけた。



「東大からの刺客」



そのBlogは、今はもう東京で働いている兄貴(僕は2人兄弟で次男坊ですからね)が、福岡で大学生をしていたときに、【学生×社会人コラボ】ということで、働いていた(?)会社の社長の人が書いているBlogで、福岡の大学生事情がすごくわかるし、とても参考になることが書いてあるので、愛読していた。

��ちなみにそのBlogはかけ出しプロデューサー舞台裏ドタバタ劇です。)



かねてから、故郷福岡に強い愛着を持つものの、福岡の大学生とはほとんど親交がなく、いつかは彼らと交流したいものだと思いつつも、なかなかできなかった。



そこでこの記事。



なんじゃそりゃ、と思いつつも見てみると、なんと某R社内定の東大4年の2人が積極果敢に彼らにアポを取り、実際にコラボをしているではないか。

しかも彼らのうちの一人は経済学部で、よく知っているゼミのやつなので、名前は知っているし、少し話したこともある。

R社がそういうことに対して予算を出して、旅をしているということはこの前耳にしたが、まさかそこで自分の知り合いが、自分の知り合い(とまではいかないけど)とコラボをしてしまうとは。



すごく悔しい。



先を越された。



俺の方が、福岡出身だし、兄貴というつながりもあるし、そういうコラボであれば、先にできたはずだし、もっといい面を伝えられる気がする。



でも、



行動を起こせなかった俺と、全く面識もつながりもないのに、行動を起こし、実際にコラボを起こした彼ら。



その差は、少しのように見えて、すごく大きい。

Blogの記事にも書いてある。



【行動力は頭脳を超越】する、と。



すごく響いてきたし、いい教訓になったと思う。



彼らの行動力を見習いたい。



そんなことを思った朝。丸一日予定がないという奇跡のような大学生生活を送る僕でした。

そして、東京FMにあわせたつもりのラジオがNHK千葉だったと小一時間聞いてやっと気付きました。さすがに歌謡なんとかはきついですね。


2005/11/07

キングカズの勇姿とチェルシーの敗戦

今日は久しぶりにサッカーを観戦しに行った。



横浜の三ツ沢まで。

横浜FC対アビスパ福岡。



今年のアビスパの試合を生で見るのは初めて。



昇格に向けてのラストスパートだったが、運悪くシドニーFCに移籍するキングカズのラストゲーム。

数ヶ月すりゃ戻ってくるのに、マスコミが煽り、それにつられたファンがたくさんきていた。

8700人くらい。三ツ沢では多いほうでしょう。



そういうわけで、試合に負けた。



今日のゲームなんて、気合負けという言葉がふさわしい感じ。

カズさんをしっかりと送り出そう、みたいな雰囲気を社会全体として作り出され、それに見事に乗せられて呼応した横浜FCイレブンは、気合が違った。



そして、そういうチームとの試合で一番やっかいな展開になる、開始早々の失点。

完全にDFのミス。

全く倒す必要がないところで倒してPK。

カズが倒されたわけじゃないのに、カズゴール。テレビ的には早くも目的を達することができて最高。今日のニュースの絵は決まりました、とでも報告しそうな展開。



その後も、調子に乗った10番の男がまぐれゴールを連続で決める。

そのプレーを毎試合続けるなら、横浜FCはこの順位にいないよ、そういうことするのは他のチームとの対戦でしてくれ、と言いたくなるような活躍。



すなわち、キックオフの時の両者の気持ちの違いで試合はある程度決まっていた。

それに拍車をかける展開で、もう完敗。



冷静にサッカーの展開でいくと、前半の山口素弘の効き具合が敵ながらよかった。

あれだけいいプレーされると、なかなか難しい。



さすがに後半はベテラン勢のスタミナが落ちて、中盤にスペースができまくっていたから、押しまくり。

それでもなかなか点が取れないのがアビスパのサッカー。

京都なんかだったら余裕で逆転している展開。

こんなんじゃ、仮にこのままJ1昇格を決めても、来年が本当に心配だ。

でもJ1に上がらないと資金面での苦しさがあるから、とりあえず上がるしかない。



今までのJ2での試合なら、前半の相手の出来がいい→でもそこは耐えて後半へ→虎の子を1点を奪い、手堅く勝利。ということができたはず。

でもそれが崩れて先制されたときに、なかなか追いつく攻撃力がないのが最大の課題。グラウシオも悪くないが、やはり攻めキャラでの外国人がまだ必要かも。もっと強力なのが。



雨の中の観戦でしたが、もはや完敗だったので、特に不満もなく三ツ沢を後にしました。



で、深夜にマンチェスターユナイテッド対チェルシーの試合がやってた。

1時から。

眠かったけど、見てみると、驚くことに、昼と同じような展開。

今シーズンのチェルシーはプレミアではいまだ無敗。1分けをしただけ。

対するユナイテッドは不調続き。先週はミドルズブラに1-4の屈辱の敗戦を喫し、ミッドウィークのチャンピオンズリーグではリールにも敗戦。

怪我人が多いこともあって、今シーズンのサッカーは低調。



が、今日の試合は違った。



何が何でもチェルシーに土をつけてやろうという意気込みが感じられた。

最近でこそチェルシーの強さが際立っているけど、プレミアを支えてきたのはユナイテッドだ、と言わんばかりだった。



とにかく、滑る(つまりスライディングをする、体を投げ出す)回数が違う。

たぶん数えてみたらすごいことになると思う。

それくらい、もうなりふり構わず、とにかくがむしゃらだった。



前半の40分手前でフレッチャーのまぐれのようなゴールで先制したけど、恐ろしいほどの破壊力を持つチェルシー攻撃陣なので、このまま1-0で進むことはないと思った。



が、結論からいうと、そのままタイムアップを迎えた。



決して守備的になるのではなく、攻めに出て、もう1点取ってやろうという姿勢を出しつつも、そのまま勝ってしまった。

ユナイテッドの選手全員の今シーズンのベストパフォーマンスを一気に見た。

全員がよかった。気持ちが入っていた。



そして、オールドトラフォードのファンの声援。

味方を鼓舞し、相手を意気消沈させる。

まさにホームゲームといえるファンの声援だった。



偶然にも今日見た2つのゲームから、サッカーは技術云々でも、戦術云々でもなく、やはり気持ちが入っていないとベストパフォーマンスを出せないものだということを改めて感じた。



ジョゼ・モウリーニョも完敗。やはり選手の心を動かす点においては、ベテラン監督のファーガソンの方が一日の長があったようだ。



なかなか学ぶべきことの多い週末サッカー観戦だった。


2005/11/04

『 人脈づくりの科学 「人と人との関係」に隠された力を探る 』  安田雪 著








去年は授業でまったく興味をもてなかった分野なのに、今年は自ら積極的に勉強したいと思うくらいの関心になった。



この本の要約は簡単。



親しい友人・家族などの近く、安定的な交友関係ではなく、ビジネスでの展開・広がりを求めた人脈作りは戦略的になるべきだということ。



SNSをやっている人が増え、知名度があがってきた今なら納得できる人が多いはず。



SNSってどう役に立つのだろうということに対して、数字的な根拠であったり、何かしらの論拠を持って説明したいと思うならば、一読する価値あり。



感覚的には分かっていることを、しっかりとデータに基づいて説明してくれます。



ただ、結論としては分かっていることなので、その点での内容を求めるならば、立ち読みでも頑張ればいける。


僕も買わずに、ゼミの先生のオフィスから借りてきました。

でも、この分野ってほんとおもしろいですよね。

人と人との関係なので、深すぎる。


この本で印象的だったのは、「自分探しというのが流行っているが、自分の内面を見つめ直すだけで自分が見つかるのではなく、他者との関係を見つめ直す中で自分というのものが見つかるものではないか」と著者が思っているところ。(原文そのままではないです)



こういうことはちょっと前から自分を考えるときにすごく考えること。

自分というものは、家族3人(両親、兄)を除いてはありえるものではなく、ほとんどの場合において、性格とか考え方とか、3人の影響、構成要素の影響を受けている。

考えれば考えるほど、この環境で生まれて、育ってきて、こういう人間になったということにすごく感謝するし、3人にはただの感謝という言葉だけで足りるのかというくらいお世話になっている。


そう考えると自分が何なのかっていうのを考えるのは、自分がどうこうよりも、明らかに一番近い家族の3人という人が生まれたときから今の関係であったから、今の自分で形成されたと考えるのが一番納得できる。

やはり自分の内面をどうこう、よりも、周りとの関係の中で自分が見つかってくるはずだ。


ということを強く思った。




一応、卒論関係として読んだので、そういうのが主目的ではなかったが、いい経験(体験?)になりました。


2005/11/03

ユーべvsバイエルン

スカパーで7時からやっている再放送を今見終わった。

ヨーロッパではサマータイムが終わり、1時間遅くなったので、現地時間20:30キックオフ、すなわち日本時間で28:30、朝の4時半キックオフとなった。

なので、再放送は7時から。

普通に7時起きで見れるので、すごくいい。



今日も見たのはユーべ対バイエルン。

前節Awayで負けたユーベがHomeでどうリベンジするかに注目だった。



さて、この試合、個人的には、名監督カペッロの采配が目についた。



まずはスタメンで、いつもの4-4-2から、今夏バイエルンから移籍してきたロベルト・コバチを入れた3-5-2に変更。

しかも、両サイドはザンブロッタにキエッリーニ。トップ下にはデル・ピエロ。

ネドベドとカモラネージというユーべの中盤には不動のメンバーがベンチスタート。



試合が始まってすぐに、この試合は後半勝負なんだな、と感じた。

Homeではあるが、バイエルンに試合を支配され、カウンターに活路を見出す展開。

最初はいいプレーをしていたトップ下のデル・ピエロも次第にデミチェリスを中心としたバイエルンの早い出足に潰されて、全体的に攻撃が停滞。キエッリーニも同調して、あまりいいプレーができない。

しかし、デミチェリスという選手はすごくいい選手ですね。全く知らなかったんですが、前節も今節もすごくいい働きをしていました。

調べてみると、リーベル出身のアルゼンチン人。元センターバックだが、ボランチにコンバート。

元DFの選手だけに、“潰す”プレーができますし、南米出身のテクニックもある。バイエルンの中盤を支えていました。



そういうわけで、前半は両チーム見せ場なく、終了。



後半開始からデル・ピエロと交代でネドベドを投入。

デル・ピエロもそこまで悪くなかったけど、バイエルンのあの中盤に対してのトップ下というポジションだと少しきつかったかも。

ここでネドベドというのが非常にいい。

デル・ピエロは最近は交代で使われることも多いが、やっぱり試合を通じての安定型。先発で使った方が調子が出るタイプ。

それに対して、とにかく運動量のネドベドは、終盤になっても足が止まらず、特に後半から元気いっぱいに出てこようものなら、相手DFにとってはすごく嫌。それを見越して、後半投入。



前節でのスコア以上の完敗でバイエルンの強さを感じたカペッロは、試合を通じて真っ向勝負するのではなくて、前半は我慢し、残りの半分でバイエルンを打ち破ろうという作戦を取ったのだろう。

それをやれる力、すなわち前半を耐えることができ、後半に勝負をかけられる力、がユーべにはあるということを知っているからこそできる作戦だ。



案の定、後半から入ったネドベドはピッチをくまなく走り回り、前線からも積極的にプレスをかけることで、相手DFが余裕を持ってボールをつなぐことを不可能にし、次第にユーべ優位の支配率に変えていく。



流れが来たな、というところで10分過ぎにカモラネージ投入。ロベルト・コバチがアウト。4バックに変更。

完璧だ、と思った。



その通り、62分にネドベドがドリブルでペナルティエリア内に持ち込み、相手DFがなんとか足を出して防いだが、そのこぼれをトレゼゲが左足を一蹴!見事なゴールが決まった。

カペッロもしたり顔。これはこのまま勝つな、と思った。



が、完璧なはずの選手交代のカモラネージが最大の誤算。

スタメンから外されて、モチベーションが落ちたのか、ピッチに入っても散漫なプレーが目立つ。

ボールが足につかないし、奪われても追いに行かない。

完全に試合に馴染めていなかった。



その通り、緩慢なドリブルでボールを奪われ、のろのろと戻りながら、味方が相手の足を止めたところで、追いつき、不要なファウルをしてしまう。

しかも、その後にボールを投げて、イエローカードを頂く。

せっかくつかんでいた流れを台無しにする最悪のプレーだった。



サッカーというのはおもしろいもので、1つ1つのプレーは独立しているように見えても、得点が入るときには、すごく流れというのが大事になってくる。

流れがいいときは、簡単に得点が入るし、よくないときはどんなにいい攻めをしても、入らない。守備も同じ。



カモラネージのプレーで流れを失ったユーべは、そのファウルで与えたダイスラーのFKから、そのまま得点を決められてしまう。

最悪。



これはこのまま引き分けがいいとこだな、と思っていたところ、76分にカモラネージに変えて、ムトゥを入れる。

ここもフィットしていないカモラネージを変えてしまえ、とは思っていたが、まだ残り15分あるし、交代をすべて攻撃で使い切ってしまうのはどうなのだろう、と前半から注目していたけど、カペッロは躊躇せずに、勝負に出た。

この試合はどうしても負けられないという意思表示だろう。



その思いが通じたのか、見た目にはイーブンの展開だった85分についに勝ち越し点が。

中盤でボールを持ち込んだビエラが、DFで待つトレゼゲに見事なループパス。それを、今日は特に体がキレていたトレゼゲが胸トラ→体を捻らせて見事な右足シュート。ビューティフルゴール。

今日はトレゼゲの日だった。



そういうわけで、残りは無難に過ごし、ユーべ勝利。



前節勝ったことで、特にメンバーをいじらず、選手交代もほとんどせずに構えたマガト監督に対し、明確な作戦を取り、それを実行するために多少のアクシデントがありながらも、しっかりと采配をふるったカペッロ監督。

珍しく積極采配だった気もする。



監督の采配という視点で見てみると、非常におもしろい試合だった。

日曜にフジでもやるはずだから、暇な人はそれに意識して、見てみて。



詳しく解説しすぎたけど・・・


さぼってるな、俺

気付いたら、先週の水曜日で備忘録が止まっている。

うーん。

日記をやめてよかったとつくづく感じる今日この頃。

自分の欲求以上に書いてもしょうがないし、もしかしたら間違った方向のコミュニケーションへの比重が少し重くなっていたかもしれないから。



まあ、軽く。

某有名プレミアムアイスの社長講演で、2つほど高いアイスを食べてみたり(まだ持って帰れたけど、そこは熱狂的な後輩に譲って)、家にこもって、部屋をものすごく掃除したり(けっこう白くなりました)、打って変わって、ハローウィーンパーティに行ってみたり(多くの人と同じようにハローウィーンを祝う習慣は持ち合わせていませんでした)、内定者での会社対抗フットサルに行ってみたりとか(やっぱりスポーツを通じてだと、普通の場合よりもかなりスムーズに打ち解けられます)、いろいろやってました。



あ、もう説明されたね。よしよし。



そういうことだ。



思ったことは、

フットサルというスポーツが最近は盛んになってきて、まがいなりにも部活、サークルとサッカーを続けていたので、一応はボールを止めて、蹴れるというレベルなので、こういうフットサルでやっていけるので、それはよかった。

少しだけ、みんなに覚えてもらえ、馴染める要因になる。

これがテニスとか、卓球とかじゃなくてよかった。ほんとに。





関係ないけど、まがいなり、という言葉をWeb上の辞書で調べたら、検索結果に出てこないのだけど、これって間違った日本語?

誰か知っている人いる?





しかし、フットサルというのは、けっこう根付いてきているね。

東京には各所にコートがけっこうできてきている。

確かに平日でも会社帰りに気軽にできるし、すごくいいと思う。

やっぱりファッション的な部分と人数的な部分での気軽さというのがよかったのかな。

敷居の低さというか。

女性も大いにウェルカムだし、交代も自由だし、スポーツを身近に取り入れるというので、サッカー→フットサルというのは、すごくいい例だと思う。



これは他のスポーツでも簡単に応用できるんじゃないかな。



フットサルはブラジル発(確か)だけど、そういう感じで、日本発で何かアイデアスポーツというのが出てきたらおもしろいと思う。





あ、でもバスケの3on3の方が先にメジャーだったかな?





共通するところはあるよね。

書いていて途中で気がついたけど、おもしろい。

法則性とまではいかないけど、なにか参考になる部分はあるはず。





で、そんなこと書きたかったのではなかったと今さら気付く。



もはや今日は自分のための備忘録とアイデアを書き残しておく場だ。

ま、そういうのも許してください。







最近、自分のスタンスを決めようとか、座右の銘を決めようとか、そこまで大袈裟なことではないんだけど、自分としてこうありたいと切に思うことがある。



常に謙虚でいよう



ということである。



かっこいい言葉とかで表せるわけじゃないけど、とりあえず最近すごく気をつけないといけないというのは、謙虚であるかどうか、ということ。



謙虚の基準は個々人で違うけど、少なくとも自分の中では謙虚な自分でい続けたい。



調子に乗っている自分がいたら、この日のBlogを読み直せ、と思うくらいの自分になってほしいと思う。

自分が自分に。



自分に自分が謙虚かどうかいつまでも問い続けていたい。







ということを最近よく考える。



もっとうまく書けたらいいけど、とりあえず今日はこのことだけで。