2005/10/24

いい週末だった

10月の週末はほとんどが完全オフ。

つまり、土日とも48時間、ほとんど予定が入っていない。

自分で自由に予定を決めていけるステキな週末。



しかも、10月といえば、秋真っ盛り。

気持ちいいね。



というわけで、金曜日からの週末を少し記述。



金曜日

唯一授業のある2限は休講なので、やることなく、昼に御殿下。

2時間ほどだらだら。

その後もだらだらして、勉強したいとか空言を言い出したこむた~んを駒場に引きずり込む。



しかし、ぽんたはやっぱバカだ。

こむたんはもともと駒場に行く予定はなかったけど、俺が急に誘ったせいで、行く直前にトレシューがないことに気付く。

色々と手を尽くすと言うこむたんに対し、ふと御殿下でぽんたがトレシューでサッカーしてたことを思い出し、あいつなら、トレシュー持ってますよと一応アドバイス。

すると、東大前駅のベンチで待っていた俺の元になぜかトレシューをはいたこむたんが・・・

事情を聞くと、ぽんたはトレシューで学校に来てたらしく、やつのトレシューを借りるために、こむたんは自分の靴を差し出して、トレシューと交換してきたらしい。

けっこう衝撃。



家からトレシュー??

しかも、あいつの家はけっこう遠いぞ。

前後に授業とかありそうだぞ。

やはり規格外だ。





そういうわけで、久しぶりに駒場に行くと、金子さんまで来てしまい



いや、わざわざ来ていただいて、ちょっとの時間だけマジメにサッカーした。

でも、重い体がより重いので、頭の中とは裏腹に、ちゃんと動かない。

さすが。





なぜか、4、5、6年で10人以上いる。





しょうがないので、アフターは

「金子汁飲み放題」

と銘打った集いが開かれることに。





もはや、何の集まりか分からない。





結局、3~6年までの集まりで計12人。





ちょうどよく追い出されるし、楽しかった。





土曜日

前日に運動したのは、約2週間ぶりだから、体が痛い。

節々が痛いという表現が合いそう。

筋肉系のというよりも、関節系の痛み。

年齢が・・・





今日は天気が悪い。

夕方近くになって、原宿に繰り出す。

ちょっとだけショッピング。

自分ではあまり似合っていないと思うニット帽を買わされる。



しかし買い物は楽しいね。



某おっさんたちご用命の原宿餃子房の隣りの(細い路地を挟んでの)オリエンタル料理と書いてある店で夕食。

基本的に、東南、東アジア料理。2階はタイ料理屋。



カパオと台湾ラーメンと生春巻きを二人で分ける。



一休でしか食べたことがなかったカパオ(一休名ガパオ)は、ここで食べるとまじでうまかったです。

これから通ってもいいと思っちゃうくらい。

原宿餃子房が分かる人は行ってみて、カパオ食べてみてください。

うまいです。



ま、辛いですけど。



韓国に行って以来、辛いものが本当に大好き。

辛党の仲間入りしました。







日曜日

前日にふぁてぃごと2時半くらいまでチャットしてしまう。

その前は、プレミアリーグをスカパーで見てた。

それから、書き起こしバイトをやって、寝たのは4時半くらい。



で、起きたのは9時頃。



今日は神宮に六大学野球を見に行く予定。

うちのゼミの人が2人とも最高学年で、最終週で、試合に出ているから、絶対に見に行かないといけない。

というか、秋は何回か見に行こうと思ってたら、いつの間にか最終週。

まじうっかり。



快晴。

朝起きるとき眠かったけど、天気いいし、ちゃんと起きて、原付で出発。

20分くらいであまりにも早く着きすぎたから、近くのサブウェイで朝食。

最近サブウェイがプチマイブーム。まじおいしい。



ゼミの人が出ているので、今日はゼミで応援。ゼミの先生も一緒に応援。



対明治。



応援団とチアの応援のすごさにびっくりした。



俺の知っている人の間では、東大に行っている人は愛校心というのがほとんどなくて、むしろ東大出身ですというのにちょっと後ろめたさを感じるくらいなのに、応援をしている人たち(それは応援団じゃない人も含めて)は、本気で応援しているし、「あ、まだ愛校心というものがある人もいるんだな」と軽く冷めた目で見てた。



最近、なぜかマーケティング関連の方のゼミで議題に上がる、日本型サクセスモデルの話とかがすごく頭によぎった。



大学抗争とか、それに続く時代の大学生たちは、すごく愛校心があったのだろうというイメージがある。

こういう六大学野球とかなら、有無を言わさず、応援に参加せよ、という雰囲気なのだろう。



今であったら、そういうのは・・・と思ってしまうけど、自分がもしそういう時代の学生なら、きっと無条件に参加しているだろう。

先頭に立っているかもしれない。



でも、今の自分は全くそうでもない。

近くに応援団の人が来て、一生懸命声を張り上げても、簡易メガホンでぽんぽんと音を出すだけである。



正直、勝って欲しくはあるが、それが~~大学だから、とかそういうのはなくて、もっと正直に言うと、いいゲーム、いいプレーが見れるなら、そっちのほうが優先順位は高いと思っている。

なんなら外野席で、少しうとうとしながら見ててもいいくらいである。

昔の神宮は外野は芝生席だったみたいで、それはそれでそこで気持ちよく昼寝するのもありだなと思う。





それに対して、全体としての応援の仕方というのは、どんなプレーをしても、とりあえず母校を擁護、なんでもドンマイで済ませる、なんかもう試合の行方とは関係なしに自分たちの応援に酔っているんじゃないかという印象さえ受けた。

試合がどうであれ、自分たちが楽しめばいいという感じ。

それはちょっと言いすぎかもしれない。



でもだ、個人的には非常に好きな欧州のサッカーファンの、味方であれ、敵であれ、いいプレーがあれば、スタジアム全体での拍手を送るという姿勢とは雲泥の差を感じたので、なんだかがっかりした。



で、結局何が言いたいかというと、僕らが物心つく頃から、あまり国内の経済の調子がよくなかった日本では、とりあえず今までは礼賛していた東大などの大学を槍玉に挙げて、大学に入っただけで、その後の人生がどうこう~~、とか、別に大学は関係なくどうこう~~とか、とりあえずそうじゃない人生に進む方がかっこいいという空気をすごく作り出していたと思う。



ま、そりゃあそうだ。

どこの大学に行っても、どういう経歴でも、それだけで人生を決められたらたまったもんじゃない。





でもだ、実際に東大に入ってみて痛切に感じるのは、今のところは、東大の人たちは、「東大だから~~」っていうので、群れになろうというのが、弱いと思う。

少なくとも、経歴がどうこう、出身校がどうこう、と、主張する人たちが多い集団のほうが群れている。

��~会とか。





むしろ、あなたたちの方が自分の力とは関係ないところで、いろいろとうまくいったらいいなと思っているのではないですか?と聞きたいくらい、群れる。





これはここ1年くらいで感じたことだ。





就活を始めると感じる。





で、今の時代状況としては、もうそういう状況じゃないんじゃないかって思うんですよ。

戦うべきは、国内の違う大学出身者ですか?

社内でいかにいいポストにつくかっていうのが、大事ですか?



違うよね。



僕らの親の世代やその周りの世代の努力によって、日本は世界でも有数の経済国家となった。



もはや、



国内での、社内での、争いだけに目を向けるのではなく、当たり前のように、世界との競争にさらされている時代である。



僕らの世代なんて、気付いた頃からそうじゃないのかな?



十二分に裕福だし、生まれた頃から、日本は世界トップクラスの経済力がある国家だった。



じゃあさ、そんな時代において、追いつけ追い越せで国中が一体となって発展したいた時代とは異なって、競うべきは、もう国内ではないでしょう。



本当に、文字通り、世界と戦うべき、世界との競争にさらされている時代だと思うんです。





こんなことは言われている通り。



よく聞くことである。



今さら偉そうに言うな、である。







でも、大学に入って、東大ではなく、他の大学の人の話を聞くと、意外とそうでもないらしい。

とりあえず目線は低いところ。



自分たちがまとまってどうこう、アイデンティティがどうこう、普段そういうものに接することがない者としては、まだそんなこと言っているの?と本気で聞きたくなるような意識らしいのである。



そりゃあ、自分が逆にそっちの立場なら、そういうのを楽しんでいるかもしれないから、個々人に対しての文句はない。



全体としてそういう雰囲気であることにどうなのかな?

と思うのである。



個々人としては、これからは個の時代だ、個人で戦えるようにならなくては、というのをすごく

思っている人たちなのに、でも、そういう人たちが、喜んで群れているという状況に、すごく疑問を感じざるをえないのですよ。



ちと分かりづらいかな。





ま、予定外にここまで書いてしまったので、考えがまとまっていないと思う。



というか、ここまで読んでくれた人は偉いと思う。

こんな駄文&しょうもない考えをちゃんと読んでくれるとは。



そういう忍耐強さ、すごく今後役に立つと思います。



不快な文章を書いて、ごめんなさい。





そういうわけで、神宮が14時頃に終わったので、その後日比谷公園に行って、噴水の前のベンチで読書しました。

太陽が照り付けて、ちょうどいい暑さで気持ちよかった。



なんかあまりそういうのに適した場所というのは東京は少ないんだな、と感じた。

そうは言っても、日本の中では多い方と思うけど。



ま、そういう日曜日。



今までの中で最もいい週末ではないかと思うくらいの週末でした。



あ、そうそう、メッセとか今までぜんぜんやらなかったけど、最近msnメッセンジャーを少しやっているので、もしやっている人はよかったら、tk_takehiko@yahoo.co.jpを登録してください。

PCの前に座っている時間と電源を入れている時間は長いので、いつもいますよ・・・・


6 件のコメント:

  1. 感銘を受けました。
    読みやすくて、心に入りやすかったです。
    メッセ登録しときました~。

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  2. 初めて書き込みます。
    私も、これからの私たちが目を向けるべきは国内ではなくて世界だと思っています。でも、私は違った意味での「群れ」が必要とも感じています。
    私は今留学してて、中国人と接する機会が多いんだけど、彼らは個々人の能力を世界を意識しながら高めつつ、かつ群れをなすこともできる共通の地盤みたいなものがあって。。それは個々人の能力では補えない強さになるんじゃないか、それが彼らの自信やこれからのさらなる発展につながるのかなぁって。そのベースに反日の感情とかが入ってきちゃったりもしてて、それが個人的には怖いんだけど。
    世界に対抗する意識や意欲が全体として足りないし、群れたとしてもその根拠が中途半端でそれでも個々の世界ではそれなりの意義が見出せてしまう世の中になっている日本で、日本人は何をベースに日本人でいればいいのだろうか、日本人は自分たちのせいで日本を滅ぼしちゃうんじゃないかと不安になります。
    って、こんなコメントいらないですよねf^-^;いつもブログとか読ませてもらっていて、考え方とか興味深くて今回は自分もいろいろ考えていたところだったので、書き込んじゃいました。失礼しました。m(_ _)m

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  3. この日記長いな。
    何回かに分けて読んだよ。
    原宿の店ってチャオバンブーだな?
    おいしいよね。

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  4. 返事ありがとうございました
    コメントを読んで、私は今まで「日本(人)ってこのままで大丈夫かなぁ、まずいでしょー」って他の国と比較して卑下することが多かったけど、日本には日本の良さがあるってことをもっと念頭においておける日本人でありたいなぁって思いました。そういう意識や「アイデンティティ」が「日本文化の抵抗」を生み出したり、「発展」につながるだろうし。世界を相手にするグローバルな意識と自国(文化)理解は一緒に成長させていくべきですねてか、私の場合、「土台」としての理解がまだまだ足りないんだなぁって改めて思いました
    えっと、、、私は以前スパーズでマネをしてたんです、ほんの少しの間だったけど。2年生のころかな。。私が踏み出す勇気が足りなくて、壁みたいなの取り除けなかった。あのときも今回も失礼しました!!

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  5. あ、吉元さんだよね?
    よしみ、という人が今まで知り合った人の中では全くいなかったから、ほんとに誰だろう、と悩みました。
    今留学してるんだね。
    すごくいい経験だね、ずっと日本にいる自分としてはすごく羨ましいよ。
    全然失礼でも何でもないです。
    むしろコメントを書いてくれてすごく嬉しいです。
    これからもよかったらこのくだらない文章を読んで、コメントください。
    浅はかに書いていることが多いので、人に突っ込んでもらったほうがすごくためになっていいです。
    本来、意見の交換とかはそうあるべきだしね。
    このBlogなんてすごく狭いコミュニティだから、その文章、意見、論理おかしいだろうと思う人はどんどん書いてください。
    勉強になります。

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  6. わ覚えててくれたんだーありがとう私、下の名前は「よしみ」なんだー。あの漢字じゃ読めないよね
    これからも読み続けさせてくださいたいていは私が学ぶことの方が多いんだけど、胸を借りるつもりでコメントします。ありがとー
    話、変わっちゃうけど、私も「謙虚さ」いつまでも持っていられる人でありたいなぁって、この前の日記読んで思った。やっぱ、もっと吸収したい、学びたいって思うなら「謙虚さ」が肝心だし、感謝する心って大切だよね。
    留学してる今をもっと有意義に生かして、今できることを精一杯やって、いっぱい勉強して吸収して、かっこいい大人になれたらいいなぁって思ってますではでは~。

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