2007/11/13

旅の思い出:京都篇(予想外に肉厚)

青春18切符で、京都を通過するときには、なんとも思わない京都~大阪間の距離だけど、いざ目的地として京都を標的としてみて移動してみると、ものすごく心が踊った。

それは、日本史が好きな僕の中でも一番好きに値するかもしれない平安時代の舞台であるし、僕は京文化というのものに敬意を感じているし、主体的に京都という土地を訪れるのは初めて(修学旅行で一応来たことはあった)であったので、正直かなりドキドキしていた。



今現在、関わっている仕事の関係上、世界遺産というものに人生で初めて興味を持って生きているわけだけど、そういった意味では京都は世界文化遺産に溢れていて、ものすごく惹かれていた。

そして僕は京都の長屋という文化(?)がとてつもなく好きです。

日本らしさなのか、京都らしさなのか、それは分からないけど、それでも僕は何故かそこに実は一番惹かれています。



が、残念ながら僕は今回の旅では、京都の長屋を間近に見ることは出来ませんでした。

それはそれで、次に京都という土地を訪れるモチベーションが沸く、と好意的に捉えていますが。





今回の京都はあまり時間がなく、網羅的に回るのではなく、行きたいところに行こう、と思って立てたプランニングです。

初めて、二回目、そういうものは関係なく、今の気分で行きたいところに行こうかと。







まずは金閣寺。

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めちゃめちゃ美しい。

これは文句なしに、世界遺産。

こういう場所には、自分で行きたいと思って行ってみて、自分のペースで見学して、自分の思いたいことを思って、自分の帰りたい時に帰るのがいい。

なんで行きたいと思ったか、そしてどう思ったか、そのことすらを思案する時間をこの空間で得られた幸せを享受。華美。

金閣寺は太陽の塔と並んで、今回の旅のベストの一つだった。



金閣寺を撮った写真家の人を取材したときに(しかもその人は夜にライトアップされた金閣寺を、池の中に入って撮ったらしい!)、ものすごく興味を持ったのだけど、僕は文句なしにその景観に感動したし、感銘を受けた。



裏にすら美しい風景が。写真を撮る僕の技術不足によって、十分には伝わらないだろうけど。
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次は竜安寺。

この庭の風景は見る人の思想やら哲学を反映するらしい。

と、ここの案内は日本語が一番少なく、他の言語の説明が丁寧にされていた。それは日本人は説明などしなくても、そこをそこはかとなく分かれ、ということなのかしらん。

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ここの風景も教科書等で見ていて、実際に見てみたい風景の中の一つだったから、すごく興奮した。本当ならここで3時間くらい過ごして、思想に耽るべきなのだろう。







次は嵐山。自転車レンタルして、周囲を散策。至福の時間。

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竹林。



で、有名な渡月橋。

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写真には残してませんが、確かに逆側の景色は相当なものでした。





チャリで嵐山を回り、最後は京都地ビールで疲れを癒す。

なかなかのマイナスイオン体験。





夜は京大に行っている、僕をここまでに引き上げてくれた同級生と飲む。

僕は彼に勝手に刺激を受け、勝手に行動を供にし、勝手に勉強を教えてもらい、そしてその結果の僕がいる。



ありがたいことだし、ぼくはそのことを一生大事にしないといけないと思っている。

出会いというのは偶然だし、僕はその偶然に恵まれた。感謝しないといけない。



まぁ、ただの男だけど。





最後は宇治まで足を運び、平等院。
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確かにきれいだけど、ガイドブックの写真の写りがあまりにもよくて、そこまでいかない実物の見え様に少しがっかり。でも、十分にいいですよ。映り込みが美しい。

わざわざ宇治まで足を運ぶのもいい。





京都の旅はわりとまじめに感想を。

京都に住んでいる友人を羨ましく思うほど、やっぱりいいところでした。





他の視点(いつもの僕らしい視点から見た視点)からの感想はまた別に。

その感想もまた自然とメモられていたので。。。


2 件のコメント:

  1. 我が庭(うそ)、京都へようこそ。
    この1年で、京都を何回通過したのだろうか。。。。ざっと計算して、一日2回×月10回×13ヶ月=260回!!??
    私は関西支社に勤務だと京都住まいになります。
    今月末で運転士、終わります。

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  2. あ、東海道乗ったよ。
    寝ててあっという間でした。。

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