2012年69試合目。
いろいろと批判もあった関塚ジャパンのオリンピック初戦。
優勝候補の呼び声も高いスペイン。
試合開始直後から、日本は猛プレス。
快速永井を筆頭に、全員が信じられないスピードで相手に寄せる。
近年、スペインの恒例になっているバルササッカーを止めるためには、二つの方法が。
一つは、猛烈なプレスでポゼッションの隙を狙う。
もう一つは、引いてスペースを埋めてからの高速カウンター。
プレスタイプのサッカーは、良い時間帯にはかなり圧倒することができるが、そのプレスを90分間続けることは難しい。
そこで、ジョゼモウリーニョのレアルが実践し、昨年のレアルがバルサを超えたやり方は高速カウンター。
もちろん、引いて守るやり方であっても、倒すことはできるが、相当強力なCFが必要になる。
フル代表のスペイン、バルセロナクラスになると、その猛プレスでもかわすテクニックがあるが、この世代の代表はまだそこは未成熟だったよう。
日本のフィニッシュの精度が高ければ、まだまだ多くの点を取れた。
南アフリカのW杯の時も、
今回のオリンピックでも、この方向で日本はこれからの方向性をある程度位置づけることができたのでは、と思う初戦。
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