かすみがうらマラソン旅行記〜そう、僕らは肉だった〜

��月下旬
ヤマダさんを送る最後のあかさ会にて、マラソンについて少し盛り上がり、
「今度、ハーフマラソンにでも出ましょう」という話になる。

２月上旬
ヤマダ、勝手に一人でかすみがうらマラソン（しかもフルマラソン）を申し込んだことを告白。
衝撃を受ける。

２月下旬
ヤマダ独りマラソンを不憫に思った人をあつめ、一緒に出場することを決意。
ムライさん、ホンジョウ俊太、マツノ氏。

３月
マラソンのために体作りに励むがビールの誘惑に勝てず、なかなか進まず。

４月
ビールの誘惑に勝つため、ホッピーに手を出す。むしろ、ホッピーの虜に。

４月１８日（前日）
１２時　下北沢集合。ヤマダ、４０分遅れ。松本、いつものデートのときと一緒、と憤る。
１３時３０分　ヤマダ、柏付近を通過中に、ゼッケンを忘れたことに気づく。松本不機嫌。
１４時　会場となる土浦市に到着。昼食場所を物色。
１４時５分　ファッションセンターしまむら発見。
１４時１５分　カーナビの表示にて港町なるところを発見するが、実態がないことに気づく。
１４時３０分　焼肉でん土浦店、入店。
激しい二日酔いだというヤマダ氏に運転を任せ、生ビール（大）を注文。
１４時４０分　マツノ氏、ご飯１杯目投入。春のうきうきセット注文。サラ姉登場。
１５時　マツノ氏、ご飯２杯目投入。生（大）、２杯目突入。マッコリ投入も考える。
１５時３０分　　マツノ氏、ユッケジャンスープin。最大の後悔となる。
１５時４０分　特選ハラミ、上ミノ、マルチョウ注文。生（大）、３杯目突入。
１６時４０分　退店。
１７時３０分　宿到着。いやしの里。
１８時１５分　露天風呂へ。関東平野一望。
１９時　岩盤浴。ホンジョウ、部屋で熟睡。「あんなに人前で寝たのは久しぶり」
２０時　夕食。松本、配膳を手伝わされる。魚に塩をつけすぎてて、困る。ヤマダ、ビールを飲むと松本に怒られる。
２２時　TX「美の巨人」岡本太郎・明日の神話。マツノ氏就寝。
２２時３０分　ホンジョウ、就寝。「あれは寝てるふりだよ」
２３時　消灯。就寝。
２４時　山の中腹の宿のため、峠を攻める走り屋が気になる。ホンジョウ「そのまま死ねばいいのにと思った」

４月１９日（マラソン当日かつ一休の日）
６時３０分起床。朝風呂。
７時３０分朝食。
８時１０分出発。やはり最後の選曲は、YUIのCHERRY。
８時４０分　土浦駅西口到着。
９時　会場着。ヤマダのゼッケンが無事再発行される。
９時４０分　スタート地点へ。

10時　スタート。しばらく動かず。
ムライさん、ホンジョウ組と、ヤマダ、マツノ、カワクボ組に分かれる。
１４時頃まで　後発組、仲良く３人で走る。マツノ氏は、バナナをおよそ２キロに一回消費。
が、ここでカワクボの心が折れる。魔の３５キロ付近。ヤマダ、マツノは先に。
その頃には既にムライさん、ホンジョウはゴール済み。
１４時４５分　このままではゴールできないと発起。再び走る。
１５時頃　ヤマダ氏に再会。が、遅いペースなので、そのまま置いて行く。
心が痛むが、やむなし。
１５時２０分　４１キロ地点を過ぎ、歩きながらヤマダ氏を待つ。フルマラソンの偉大さと仲間と走り切る感動に、この日一番の感極りにいたる。
１５時３０分　ゴールまで数百メートルの競技場手前にて、ヤマダと合流。
１５時３５分頃　ヤマダともにゴール。底知れない喜び。心の中では「ビール」の大合唱。


１７時〜１９時　帰京。車内にて、甘酸っぱく、燃えるような恋について、郷愁する。
１９時３０分　下北沢、肉人in。また焼肉。
もやキム、レバ刺し、ハツ刺し、カルビ厚、たん塩、ホルモン、ハラミ、ロース、ふわ、マルチョウなど。
前日との肉の違いに感動。
２１時　マツノ氏、食あたり。肉食い過ぎ。
２１時３０分　解散。



甘く、熱く、それでいてとろけるような、
ものすごく大変ですが、
なんでこんなことやっているんだろうと思うし、
実際足もすごくきついけど、
でもやっぱりその大変な分だけ、
満足度は大きかった。

ただの、
ブームに乗った
市民ランナーかもしれないけど、
でも、
醍醐味の一部は味わえた。

体は痛くなるし、
顔は信じられないほど焼けているけど、
これも悪くない。

本気でそう思っています。


結局、肉を満足いくまで食べるために、
そのお伴のビールを満足いくために飲むために、
そこまで追い込んでみた、という週末です。

我慢して、
頑張って、
その後に飲む、
ビールはまた、うまい。

カロリー計算では、マイナスかもしれん。

でも、そんなんはいい。
そんな経験をできるかどうか。

マラソン、いいですね。
この年になると、
個人競技で追い込まないと、
なかなか難しい年頃です。

半年、お休みすると思いますが、
秋以降、マラソンに興味ある人、一緒に出ましょう。

いろいろと、
発見があって、
面白いですよ。

今回の６人は、
素晴らしい共有体験を持った６人となりました。
こんなん、
ほんとに、
なかなかない、
と思います。



非常に早かった二人に敬意を示して。